製品情報- 災害対応機器
ガス発電機
様々なメリットをもつ、ガス発電機
ガスは、軽油や重油といった燃料と異なり、燃料が劣化しないことが特徴です。よって、長期間の保管に適しており、維持管理の手間が少なく、非常用の燃料としても優れています。また、太陽光発電や蓄電池よりも、多くの電気機器を、長時間動かすことに適しています。
十分な停電対策を行うためには、必要な時間分稼働することができる燃料の確保と、適切な電気容量と種類の発電機を導入が必要となります。
製品紹介
定置型
燃料と共にあらかじめ設置してあるので、停電の際には自動的に稼働させることができます。
また、比較的大型のものが多く、水のポンプやエレベーターといった電気機器をバックアップするのに適しています。
デンヨー製【使用燃料:LP・都市ガス】
LPガス用
定格出力 | |
単相機(50/60Hz) | 8.0/9.9kVA~26/31kVA |
三相機(50/60Hz) | 10/12kVA~45/54kVA |
都市ガス用
定格出力 | |
単相機(50/60Hz) | 26/31kVA |
三相機(50/60Hz) | 35/40kVA |
ジェネラック製【使用燃料:LP・都市ガス】
LPガス用
定格出力 | |
単相機(50/60Hz) | 7kVA~200kVA |
三相機(50/60Hz) | 17kVA~1000kW |
都市ガス用
定格出力 | |
単相機(50/60Hz) | 7kVA~200kVA/9kW~200kW |
三相機(50/60Hz) | 17kVA~750kVA/17kW~1000kW |
昭栄製【使用燃料:LPガス】
LPガス用
定格出力 | |
単相機(50/60Hz) | 9kVA~40kVA |
三相機(50/60Hz) | 8kVA~75kVA |
可搬型
軽量でコンパクトなので、非常時には持ち運んで電気を使うことができます。
LPガス容器を接続するものや、カセットボンベで稼働させるものなどがあります。
デンヨー製【使用燃料:LPガス】
定格出力 | |
単相機 | 0.85kVA~2.2kVA |
ホンダ製【使用燃料:LPガス】
定格出力 | |
単相機 | 0.9kVA~1.5kVA |
ELSONA(エルソナ)【使用燃料:LPガス/ガソリン ハイブリッド】
定格出力 | |
単相機(50/60Hz) | 5/5.5kVA~7/7.5kVA |
三相機(50/60Hz) | 7.0kVA/7.5kVA |
「防災」用発電機と「保安」用発電機の違い
非常用発電機は、大きく分けて、法律によって設置が義務付けられているものと任意で設置しているものの2種類があります 。
防災用発電機 (消防法及び建築基準法による設置義務) |
保安用発電機 (任意で設置) |
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発電容量 | 10kVA~500kVA | 9.9kVA~500kVA |
対象機器 | スプリンクラー、排煙設備等 、法律で定められたもの (災害時に動かしたい設備を稼働することができない) |
エアコン、給水ポンプ、照明等、幅広く選定可能 |
使用可能時間 | 多くの場合2~5時間(法令の定めは2時間) | 約72時間(燃料備蓄量による) |
防災用発電機は限られた設備にしか繋がっていないため、災害時に本当に 動かしたいエアコンやポンプなどを稼働することができない場合があります。また、防災用発電機のために備蓄されている燃料は、法令で定められた「2時間」といった基準を最低限満たす分のみで、あまり長くはもたないことが多いです。