- ガスと防災
LPガスと防災
LPガスは災害に強いエネルギーといわれています。LPガスは「自立稼働が可能な分散型エネルギー」だということです。LP ガスは容器に充てんして必要とする場所に簡単に運べ、設置できる「分散型」で、電力などの他のエネルギーを介さずに、独立して使用する事が出来ます 。
重油や軽油も、同じく「自立稼働が可能な分散型エネルギー」に位置づけられますが、重油、軽油は劣化するため、長期保存には向きません。しかしLP ガスは劣化せず長期保存が可能です。
こうしたLP ガスの災害への強さは、東日本大震災でも証明されました。各地の避難所でLPガスの軒下在庫を活用した暖房・炊き出しなどがおこなわれ、災害に強いエネルギーとして活躍しました 。
さらに、復旧が早いのもLP ガスの特長です。被災してガス設備が損傷しても、1戸単位での点検・修理で済み、LPガスボンベからガス器具までの配管も短いため、迅速に復旧できます。