製品情報- 災害対策機器
寝屋川市立中学校
教育施設・避難所
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- ・New PA(ガス変換器)8㎥/hタイプ(バッテリー付)×1台
- ・備蓄用LPガス50kg容器×16本
- ・停電帯型GHPハイパワープラス(20馬力)×2台
POINT
- 誰でも操作できることが非常時には極めて重要
- 災害時のライフラインの確保が必要
- 優れたシステムで操作が容易
- 市内の中学校をほぼ網羅
- 防災意識の向上にも結びつけたい
お客様の声
●BOGETS導入以前の課題や問題意識
寝屋川市は市立中学校の普通教室への空調の設置を完了し、特別教室でも設置が進んでいますが、体育館はまだ導入されていませんでした。しかしながら、体育館は非常時に避難所となる重要な設備であり、南海トラフ地震などの大災害が発生すると非難が長期化する恐れがあるほか、ライフラインの寸断にも備える必要があります。そこで、災害に対応できる空調システムを検討することにしました。
●導入を決めた理由
大阪府内の他市で電気とガスを併用したシステムを導入しており、それを参考にしました。ガスと電気を別々に作るというシステムは他にも有りますが、LPガスから都市ガスと電気の両方を作れるのはBOGETSだけでした。また、いくらシステムが優れていても、専門家しか使いこなせないようでは設置する意味がありません。音声ガイダンスや日頃のガス漏れチェックもあり、学校の現場スタッフでも簡単に操作できるというのが非常に大きなポイントでした。
●導入されたシステムの内容
市立中学校12校のうち、小中一貫校を除く11校の体育館に停電対応型GHPを導入しました。体育館の大きさに合わせてそれぞれ8~10台の室内機、各2台の室外機を設置していて、すべてBOGETSのシステムが付いています。緊急防災・減災事業債を利用したため、市の負担は実質3割程度で済みそうです。
●BOGETSの感想
避難生活ではさまざまなストレスが生じます。健康管理のためには避難所で空調が使えることは大変重要です。高齢者や乳幼児、妊婦の方などの負担軽減を考え、空調の導入を決めました。今回、災害時のライフライン維持に対応したシステムを導入したことによって、学校内の防災意識を高めていただければと考えています。教育委員会としても、そうした学校現場の力になれるよう協力をしていきたいです。今後の学校施設等への導入については実際の中学校における空調使用のランニングコストを見ながら検討していきたいです。寝屋川市立中学校11校に設置しました。