製品情報- 災害対応機器
近年の災害とライフライン
※経済産業省『台風15号に伴う停電復旧プロセス等に係る検証について』より作成
風水害による停電の長期化
近年、 台風の巨大化・低速化により被害が甚大化しています。 それに伴い 停電も長期化する傾向にあります。その他、 雷等、 風水害以外の要因でも 停電は頻繁に発生しており、 対策が求められています。
東日本大震災被災三県における
各インフラの供給不能戸数の推移(推計含む)
※出典:経済産業省「東日本大震災を踏まえた今後のLPガス安定供給の在り方に関する調査」平成24年2月
災害に強いLPガス
LPガスは、容器を配送して供給する分散型エネルギーのため、災害時の復旧が非常に早いのが特徴です。
そのため、 災害に強いエネルギーとして近年注目されています。
左図より、 東日本大震災においても、都市ガスや電気に比べ、 全面復旧が早かったことが分かります。
LPガスの安全性と備蓄性
安全に長期保管可能
LPガスの容器は耐衝撃性を考慮した安全設計。さらに圧力検知バルブなどの機能も備えられており、安全に長期保管が可能です。
劣化しないので、備蓄性に優れる
たとえば、灯油などの場合、歳月の経過とともに劣化して使用できなくなりますが、LPガスは劣化しません。だから、いざという時、ガス用発電機などのバックアップ燃料に最適です。
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灯油・重(軽)油・ガソリン
灯油やガソリンといった液体燃料は3か月~6か月で劣化してしまい定期的な消費、交換が必要となります。
また、処分には産業廃棄物処理が必要となります。 -
LPガス
LPガスは半永久的に劣化することのない燃料です。
シリンダーだと5年、バルクだと20年に一回容器の交換が必要となります。
また気体燃料として使用しますが容器の中には圧縮された液体状態 で充填されていますので省スペース で大きな容量を設置できます。
近年の台風・豪雨における支障件数
風水害に強い都市ガス
都市ガスは、 地下の配管を通って 供給されるため、 風水害に対して強く、 過去の台風や豪雨でも供給停止された例は多くありません。
一方で、 巨大な地震災害の際には、都市ガス事業者が安全の為に供給をストップする場合があるため、 数時間から数日程度は、 ガスのバックアップも必要となります。
電気が止まると困ること。ガスが止まると困ること。
避難所では...
- 空調を使うことができず、熱中症や感染症のリスクが高まる
- 照明やコンセントが使えない
- 厨房設備が使えない
病院では...
- 医療機器を動かすことができない
- 電子カルテなどのシステムが使用できない
- 照明や空調が使えない
- 給水式ポンプが止まり、水が出ない
- エレベーターが使えない
- 厨房設備が使えず、食事が提供できない
マンションでは...
- 照明やコンセントが使えない
- エレベーターが稼働せず、上層階への移動が困難
- 給水ポンプが使用できず、水が出ない
福祉施設では...
- 照明や空調が使えない
- 医療ケアの継続が困難になる
- エレベーターが使えない
- 給水式ポンプが止まり、水が出ない
- 厨房設備が使えず、食事が提供できない
工場では...
- 停電により設備の故障などに繋がるリスクがある
- 事業継続が困難になる
商業施設では...
- 照明が使えない
- エレベーターが稼働せず、車椅子やベビーカーなどのお客様の移動が困難になる
I・T・OではLPガスを活用した、
各種災害対応機器をご提供しております。