PA-13A装置は、空気吸入式で原料のLPガスを一定の圧力約0.09MPaに減圧し、ノズルより噴射させます。ノズル出口部のガスの流速は、音速に近くなり、この勢いで空気を吸引します。プロパンと空気は、約6:4の比率で混合され、13A相当のウォツベ指数、燃焼速度となった混合ガスが製造されます。
〇特長
①電力など他の動力を使用せず自ガスでコントロールします。
②13Aガス用器具を調整せずにそのまま使用出来ます。
③熱量の調整は不要。但し、原料に使用しますガスはプロパン成分95%以上の組成のLPガスを使用して頂き、残液管理をし、20%以上で使用する必要があります。
④圧力異常発生時には安全装置が作動し、ガス供給を停止するので安全です。
〇PA-13A装置の受賞歴
・日本ガス協会「平成10年度:技術賞」 1998年(平成10年)
「PA-6A移動式ガス発生設備」
・日本ガス協会「平成12年度:技術賞」 2000年(平成12年)
「PA-12A・13A高カロリー移動式ガス発生設備」
・日本ガス協会「平成20年度:技術大賞」 2008年(平成20年)
「PA-12A・13A高カロリー移動式ガス発生設備」
・日本ガス協会「平成22年度:技術賞」 2010年(平成 22年)
「軽量分割型空気吸入移動式ガス発生設備30m3型・PA-13A-30NA」
・第24回世界LPGフォーラム(カタール:ドーハ)世界技術会議「技術大賞」
2012年(平成24年)
テーマ:災害対応技術に関するPA-13A装置